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【介護業界】”高齢者介護”に関する誤解が世の中に蔓延っている


”高齢者介護”の世界には、とても重大な誤解があります。

これは一般の人たちだけではなく、ケアマネジャーや介護福祉士、ホームヘルパー資格者といった介護の専門職であっても、

同じような誤解をしている場合があります。

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画像引用【写真AC

医療やリハビリテーション等の分野で、

高齢者を対象にした研究が盛んにおこなわれるようになったのは、比較的最近のことです。

そのため、高齢者を対象にした医療や介護に関する研究成果を介護の現場に取り入れ、普及させることがまだ不十分な面があります。

このことが、昔から考えられていた誤解がそのまま残ってしまっていることの原因だと考えられます。

・介護の根本的な考え

 

悩む男性

画像引用【ペアーズ

介護は医療における看護分野から派生しました。

そのため、介護手法の多くは看護の世界でおこなわれていた方法を模倣することから始まったと考えられています。

例えば、手術直後の状態を考えるとわかりやすいのですが、できるだけ安静を保って生活できるように看護がおこなわれます。

ベッド上でオムツに排泄し

食事もベッド上でジャッキアップする等して摂ります。状況に応じては食事介助を行います。

看護や介護のスタッフは、これらを必要に応じて介助します。

寝がえりをうつことができないような重症者や

意識がないような場合は褥そうを予防するためエアーマットを使うとともに定期的に体位変換をおこないます。場合によっては経管栄養をおこなうこともあります。

入浴は機械浴という特殊浴槽を使い、寝たままの状態で介助者に全身を洗ってもらいます。

このような看護分野でおこなわれてきた方法を、介護の世界でも長い間おこなってきました。

在宅での介護では、同様のことを、家族とホームヘルパー等が協力しておこなってきました。

 

・一方で進化しつつある最近の介護の考えとは

今まで当然だと思われてきた誤解をなくし介護に関する正しい知識を理解している介護業界の方も増えていますがまだ理解が不十分な部分も否めないかと思います。

高齢者の自立を促す介護をおこなうことで、

介護の質は上がり介護が必要な高齢者の”生活の質(QOL)”を向上させることにつながります。

これからの高齢者介護においては、

次の2つのことが大きなポイントです。

・廃用症候群を予防し、できるだけ活動的な生活を送る

・活動的な生活ができるように、体調を適切な状態に整える

この2点を基本として、自立を支援するための介護について具体的に理解することが重要だと考えられます。

参考HP【自立を支援する介護とは?

・まとめ

これらの解釈の違いを世間に認知してもらうことで、介護という仕事の本質を理解してもらい介護に協力的な社会を作っていかなくてはなりません。

その為に現場の方も含めて様々な活動を行っています。

そういった活動に目を向けていただければと思います。