【介護士の本質】”介護の本質”は『自立支援』にある


 

施設で働いていたり在宅で介護に携わったりと様々な関わり方が増えていると思いますが、介護の本質って一体どんなものなのかを今一度考えてみてはいかがでしょうか?

7dcedf3f6517b1ef70cd8aa394523bb7_s

画像引用【写真AC

・介護の目的とは?

まず、高齢者介護の本質は、高齢者の『自立を支援すること』です。

これは資格試験の時にも学ぶ部分かと思いますがそれらは実践できている”場”は今日本にどれほどあるのでしょうか?

本人の主体性を尊厳を持って介護することが大切と考えるのか、

本人の”自立支援”を促すだけの介護と考えるのかは微妙にニュアンスが違ってくる部分です。

『本人ができることはしてもらう』、『時間がかかっても見守る』、などを継続することが、自立性の維持に繋がると言ってしまえばそれまでですが、困っている人を助ける支援と考えるとそれだけでは寂しいような気もします。

活動性の低下によってベッド上で生活している場合であっても、食事や排泄(特に排便)だけは離床することで自立性が回復する場合があるのも事実なので、過干渉で介護することも本人の為ではないと言えます。

・個別性の尊重と現状

身体状況や生活習慣は一人ひとり違います(個別性)。
そのため、その人の状態に合わせた介護技術が必要となります。

これを自立支援に当てはめプランを作成しどれほどの支援が必要かを検討するということが行われています。

プランが決定し実際にサービスが行われますが、常に再検討と改善を目指して行われないといけないのですが

これらの業務が円滑に行われているかを監視している専門家はいませんので、本当に正しいかなんて誰にもわかっていないのも事実です。

・自己決定の尊重と家族の想い

人は寝たきりになっても、自分で決定したいという欲求があります。=自己決定

介護者は、本人の自己決定を尊重することを意識し、『できないことを補う介護』ではなく、『できることを維持し、広げていく介護』を実践するというコンセプトのもと介護は行われています。

ただ、本人の家族の希望もありますのでそれらも全て踏まえた介護サービスを提供できる環境づくりまでを行う必要が十分にあります。

家族の意向と本人の意思が全く違う場合も状況によってはありますので、慎重に行わなければなりません。

そういった”意思の相違”によっての不平不満は現場で関わっている介護士へ向けられる場合も少なくありません。

・自立を促す為には?

自立を支援するために、全てを本人にやってもらって、介護者は見守るだけで良いという訳ではありません。

できないところは手伝い、できるところは自分でしてもらうようにコミュニケーションを取り本人のニーズを探るのも介護士の仕事と言えます。

 

そう考えると介護士の仕事は幅広い分野と言えますし、介護士に対する負担は大きいものです。

・介護士はどういう姿勢であるべきか?

これは自分なりに介護士をやっている身から介護士はどういう姿勢でい続けるべきかを考えた結果ですが、

介護は、介護者に大きな負担がかかることは言わずもがなで、それを代替的に行っている仕事と思います。

そういった仕事としての側面も大切ですが、より良い人間関係を構築し介護士や本人とその家族を含めた関係者の負担をいかに減らすような活動をできるか、それが本人の為になっているのかを考え、模索することが努力次第でできるような気がします。

そのためにボディメカニクスを活用したり、”介護知識”や”基礎的な医療知識”を活用できるような状況になりつつありますのでそういった社会的な動きも含めて介護士も成長していくべきだと考えました。

参考HP【身体介護の基本