【介護業界】介護現場での認知度が低い”グリーフケア”とはどんな意味?


最近在宅での介護が増えてくるにつれ、在宅での”看取り”はだんだんと増えています。

介護現場で働いている上でこの”看取り”に関する知識も多少なりとも必要であり、本人以外のご家族への精神的な支えになることを求められる場合もあります。

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画像引用【写真AC

・介護士が関われる”看取り”

まだ経験が浅い介護士は”看取り”と聞くと、つい死の瞬間ばかりイメージしてしまうかもしれません。

しかし本来の”看取り”とは、その人自身が望む”最期の瞬間をどう過ごし、生きたいか希望を叶えること”言えるでしょう。

多くの場合、終末期の栄養補給法や緊急時の対応などについて、本人や家族の希望を事前に確認し、スタッフへの情報共有を行っています。

・残された家族のための”ケア”とは

”グリーフケア”という言葉をご存知でしょうか?

遺族に寄り添って悲しみや喪失感を共感しサポートすることなのですが介護現場での認知度は24.3%(参考HP 毎日新聞

言葉の意味を知ると介護士として当然の残された家族に対するケアになりますが、今後より一層求められるスキルになってきそうです。

・今後、グリーフケアが求められる理由

Friendly female doctor hands holding patient hand lying in bed for encouragement, empathy, cheering and support while medical examination. Bad news lessening, compassion, trust and ethics concept

近年の核家族化傾向で、身近に気軽に話せる相手がいない人も増えてきています。

そんな状況であるため、親族の看取りの際の悲しみや喪失感を相談できる相手も減ってきています。

本人に寄り添ってサポートするのもグリーフケアの役割となっています。

・介護資格取得時の教育と”看取り”について

介護関係の資格を取得する際に看取りに関する項目も多少出てきていますがまだそれだけでは知識不足であることは否めません。

 

介護士としてどこまで関われば良いのか、どう家族と会話していいのか等の疑問は少しの時間では解決できない上に誰に習いどう学ぶべき分野なのかは人によっても異なります。

介護士として求められていることは”人の気持ちを理解しようとする力”だと思います。

・まだまだ知られていない”グリーフケア”

すでに終末期医療に関わる医療機関では、「遺族会」などを通じてグリーフケアを学び、理解する講習等を行っているところもありますが介護業界ではまだメジャーな取り組みではありません。

事実、介護現場での認知度が低いのはそのためでもあります。

また、2009年には上智大学のグリーフケア研究所が設立され、ますます国内でも関心が高まってきました。

【関連書籍】

 

 

 

 

【関連、参考HP】

毎日新聞 グリーフケア知らない75%

介護のほんねニュース 残された人のケア「グリーフケア」とは

上智大学 グリーフケア研究所