【介護の知識】褥瘡はどうして起こるのか?


介護現場で気をつけることの一つに褥瘡があります。

褥瘡に関する項目は今や初任者研修でも学ぶほど一歩間違えると大変なことになることですのでもう一度見直しましょう。

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画像引用【イラストAC

・褥瘡はなぜ起きるのか?

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画像引用【床ずれの予防

別名”床ずれ”と言われ、同じ姿勢を長時間とることで、圧迫によって特に骨の突出部や脂肪の少ない部分の血流が悪くなり、壊死にいたってしまいます。これが床ずれ(=褥瘡)です。

高齢者は一般的に皮膚感覚が鈍くなっていることもあり、当人の意識がなかったり、介護者も気がつかないうちに症状が進んでしまうことがあります。

床ずれは一旦なってしまうと、非常に治りにくいので、床ずれを起こさない予防が大切になってきます。

・褥瘡の予防方法は?

体圧の分散(体に掛かる圧力を分散)を意識した寝具を使用することや、定期的な体位交換を行うことで予防できます。

しっかり状況を共有し皮膚の様子を観察することも大切です。

・褥瘡部分のマッサージや清拭はダメ!

長い間ベッドに寝ていると褥瘡の症状になり、ついつい患部をマッサージしてあげたくなりますよね。でも絶対にダメです。

圧力により血の流れが悪くなるために皮膚が損傷している状態が「床ずれ」ですので、マッサージをするとその皮膚の損傷が余計にひどくなってしまいます。

そして清拭も褥瘡初期の症状であっても、安易に布でこするのは厳禁。褥瘡部分に刺激を与えて悪化させてしまう場合もあります。

また清拭した布についていた雑菌を床ずれ部分につけてしまう場合もありますので絶対にしてはいけません。

 

 

 

・褥瘡は高齢者でなくてもなる!

若い人でも褥瘡は出来てしまいます。

たとえば、全身麻酔下の手術中は、体位交換が一切できません。寝ていて自由に寝返りが出来るのとわけが違う状況だからです。

したがって、2~3時間以上の手術では、軽症ののものも含めると、床ずれなどの皮膚障害が「必ず発生する」といってもいいでしょう。

手術中でなく入院時でも交通事故で体位交換ができない状態だと若い人でも褥瘡が出来てしまう状況にあると言ってもいいでしょう。

・褥瘡がひどくなると・・・

その部分から感染症に感染し最悪の場合そこから死に至ることもあるほどです。

褥瘡自体も最悪骨まで到達するほどの傷の深さにもなりかなりの痛みを伴います。

ここまでいくと専門の医療機関での治療は必須になります。

【関連書籍】

 

 

【関連、参考HP】

床ずれの予防

床ずれ予防用具10のポイント

アットホーム介護

【介護業界】介護士はどこまで医療行為を行えるのか?